就業規則、人事労務、社会保険や給与計算なら社会保険労務士事務所の私たちにお任せください。【大阪】【梅田】

社労士ブログ

<< 働き方改革 | 焦らず慌てず諦めず >>

社会保障協定

2018.02.03 Saturday
 日中両政府は、双方から派遣されている駐在員が年金保険料を二重払いしている問題を解決するための「社会保障協定」について年内に合意します。
 社会保障協定は、海外で勤務する駐在員の年金保険料などが二重払いとならないようにするための2国間協定で、相手国の公的年金制度へ加入を免除する仕組みが大半です。日本はアメリカ、イギリス、ドイツ、フランスなど20カ国と署名し、このうち17カ国とは発効しています。中国はドイツ、韓国など7か国と発行済みです。
 現在、中国に派遣されている日系企業の駐在員は、年金や医療保険など中国当局に支払う社会保険料に加え、日本でも保険料を納める必要があり、中国系企業の日本駐在員も同様です。日中の政府間の交渉は、2011年に始まりましたが、日本政府による尖閣諸島の国有化により中国がこれに反発。二国間の関係が悪化していたため中断していましたが、最近の関係改善によりこれが大きく進展しました。
 協定ではゞ侈慨間が5年以内の駐在員は派遣元国の年金制度のみ加入し、派遣先国の加入義務を免除5年超の駐在員は原則として派遣先国の年金制度のみ加入する―というものです。また、年金以外の医療保険などは今後検討します。中国で働く日系企業の駐在員は約7万人。二重支払い解消による軽減効果は400億円と試算されています。(岡本)
comments (0)trackbacks (0)

コメント

コメントする

Trackbacks